2015/09/25
美しい造形と美しい物語。素晴らしい映画をありがとう。 私はちえりの「父親の死という不幸への優しくて美しい歩み寄り方」にとても心動かされました。
成長するために戦わないといけない恐ろしさは、実在している敵ではなく、自分の中にあるという点も好きです。
空想はいいもので、美しいものです。
でも空想の中に生きることで、その異世界で生き迷ったり、自分の周りにいる人を忘れることはとても危ないことです。
「ちえりとチェリー」は子どもたちに「現実の人生について考えさせる映画」として成功した作品です。
そしてこの物語を表現するために、ストップモーションアニメーションという技術を選んだことを誇りに思います。ありがとう。